【中村原売地】
力の抜き加減と不便すぎない環境の程よいバランス。
〝いいとこ取り〟の地に描く、
新しい生活・新しいターンの設計図。
住む場所を選び、家を建てようとするとき、みなさんは何を想像するでしょうか?
まっさらな状態からの、新しい生活、新しいターンのスタート。
誰と、どういうスタイルで、どういう気持ちで、毎日を送りたいのか。
イメージが漠然として、なかなか一歩を踏み出せない、ということもあるかもしれません。
そんなときの一助になればと、今回は、あるオススメの売地についての情報をまとめました。
ここを候補としてご検討いただくもよし、また、今後場所を選んでいくときの、思いの整理のきっかけにもなれば嬉しいです。
のどかな立地にある、生活のしやすさが自慢の人気住宅街
〝ほぼ二宮〟と言っても過言ではない、小田原の東端の、農家さんも点在するのどかな立地です。
とはいっても、売地の周辺は完全な住宅街。
戸建てや賃貸の物件が建ち並び、公園も辺りに数カ所、徒歩で行ける距離にスーパーやコンビニがあり、小中学校もお子さんの足だとやや時間はかかるものの徒歩圏内、車ですぐの場所に市運営の住民窓口もある地域活動施設(橘タウンセンター こゆるぎ)と、生活のしやすさが自慢。
駅からは少し離れているものの、徒歩2分の場所にバス停があり、車の場合も国道一号線を山方面に曲って直進するだけというわかりやすさ。
住環境も、高台で目の前が駐車場なので、圧倒的な日当たりと風通しのよさ、住宅街全体からは海も望める見晴らし…と、気持ちよく暮らせる条件が揃っています。
1971年(昭和46年)に小田原市に編入合併するまで、この辺りは、足柄下郡の〝橘町〟として歩んできました。その名残が今も生きている地でもあります。
その代表が、江戸時代から知られていた、みかんなどの柑橘栽培。
また、旧下中村の北部の辺りは〝下中玉ねぎ〟の産地としても有名で、全国にその名を轟かせています。
「二宮」では、〝農業〟〝自然〟〝環境〟を意識した、
新しいカルチャーのムーブメント
地産地消の有機野菜などを使った料理の提供、健康に興味がある人たちのたまり場でもある『のうてんき』。
畑カフェやクッキング、オープンファームなどを行なっている、地域にひらかれた畑『ぽんぽこファーム』。
放し飼い、薬剤フリーでこだわりの飼料や水を与えている、平飼い自然卵『コッコパラダイス』。
量り売りとプラスチックフリーが特徴の、オーガニック農作物や天然素材の雑貨のお店『ふたは』。
〝自然とともに心地よく暮らす〟ことがテーマの、クラフトとお菓子のお店『ヤマガラ雑貨店』。
他にも、数多くの有機農園や環境活動のグループが活発に活動し、新しい〝里山暮らしの場〟としてひろがり始めているエリアです。
「国府津」は、元地方行政区の中心地という歴史と情緒。
新しいワークスタイルでの〝ビジネス環境〟としても注目。
「国府津」の名前の由来は〝国府のための津(港)だったから〟という説もあるほどで、実際の歴史上でも、1887年(明治20年)に東海道本線が開通してから長い間、その終点は国府津駅。
箱根などへお客さんをつなぐ拠点として賑わったと言われています。
戦前は、海を見下ろす丘陵地が別荘地としても人気で、多くの政財界人、文人が訪れたそう。
その歴史と情緒は、古い建造物や、道路に面した部分と背面で外観の異なる〝看板建築〟、海にぬける細い路地や、丘陵から望むパノラマなど、今も街の中に気配を残しています。
一方で、近年では、コワーキングスペースやイベントスペース、カフェや植物店など、様々な〝場〟のオープンが相次ぎ、それぞれを目的に往来する新たな人の流れも生まれてきています。
特に、リモートなどのワークスタイル下での、都会とは違う〝小田原ならではのビジネス環境〟が注目され、現役世代の移住が増え始めてきているエリアでもあります。
そんなここでの〝生活〟を想像してみる
人それぞれに目的も趣味嗜好も、そもそも家族構成も違います。
思い描く〝生活〟が千差万別であることは承知の上で、あえて、ここでどんなことができるのか、2例ほど想像してみたいと思います。
例えば、ご夫婦と赤ちゃんのご家族。
ご主人はリモートワーク、でも集中する環境で仕事したい、新たな人脈も広げたい。そんな理由から、週の半分は国府津のコワーキングスペースへ。
奥様は、お子さんのためにも食事にはこだわりたい。
ふだんの買い物は徒歩圏内のスーパーに行くとして、こだわりの食材は、ご近所の農家さんの直売所に買いに行ったり、二宮のオーガニック店を物色したり。
お子さんと行く公園にも困らず、義務教育中の学校は通学圏内。
日々の公的な手続きも、隙間時間に近所の市の施設で済ませます。
たまにはデパートでの買い物や、映画も見たい。アミューズメント施設にも、ホームセンターにも行きたい。そんなときは、車で国府津の一つ先の鴨宮エリアへ。
64.13坪の敷地は、一般的な一戸建てを建てても、十分駐車場スペースが確保できる広さです。
例えば、定年後やお子様の自立後、第二の人生の場として。
喧騒から離れた、けれど不便すぎない場所で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
農業の盛んな土地柄、ご近所の農家さんの直売所に買いに行くのも、近隣エリアのオープンファームで自ら育ててしまうのもあり。
小規模なものであれば、敷地内に戸建て+駐車場+〝畑〟をつくってしまう、というプランも不可能ではありません。
畑以外にも、ガーデンをつくって〝庭づくり〟にいそしむなども楽しいかもしれません。
また、国府津の海は釣り人が多く訪れることでも有名。
新たな趣味は〝釣り〟にしても、楽しめそうです。
こちらも、リフレッシュ&刺激を受けたいときは、車で少し出かければ大丈夫。自由自在です。
力の抜き加減と、不便すぎない環境の、程よいバランスが、この地の真骨頂。
居心地のいい住宅街で、「二宮」と「国府津」の〝いいとこ取り〟をしながら、ご自身らしい暮らしをする設計図として、書かせていただきました。
これからの一歩を踏み出すヒント、きっかけとなったら幸いです。